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| 第28回:自信をなくしたときの処方箋 |
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悩みもなく、元気いっぱいに毎日を送れればいいのですが……
ときには人から非難されたり、失敗をしたりと、自信をなくすものです。
そんなときは何かをする気力がなくなり、食欲も失せてしまいがちに。
食は生きるエネルギーの源ですから、落ち込んでいるときほどしっかり食べないと、元気になることはできないもの。古代エジプトの教訓文学にも
『栄養となる食物を腹から遠ざけるな』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
と残されています。
また、その逆で、病気ではないけれど食欲がないときは、いつものような元気がなく、やる気も失せてしまいがちに。
現代に残る古代エジプトの文献を見ますと、そんなときはセロリを食べるといいと書かれています。
セロリと聞いて意外に思うかもしれませんが、古代エジプトではナイル川の下流のデルタ地帯に多く自生していた野草です。
セロリの効用は広く、やけどや目の充血、歯のぐらつき、あるいは避妊薬にも使用されていた非常にマルチな薬草ですが、食欲増進にも効果があり、しかも強壮作用も期待できるとされていましたから、食欲のないときはセロリを食べれば食欲が戻るだけではなく、強壮作用で早く元気になり、自信もすぐに取り戻せるはずです。
当時のレシピを見ますと、
脂肪の多い肉、ぶどう酒、干しぶどう、イチジク、甘味ビール、そしてセロリを煮て漉したものを、4日間飲用すると書かれています。
これを作ってもいいですが……ちょっと製法が面倒なので、普通にサラダで食べてもいいとしましょう。
他の食材も併せて食べて、元気と自信を早く取り戻していきましょう!
参考:ファラオの秘薬 リズ・マニカ著 八坂書房
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