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| 第18回 「本当の自分」になる方法 |
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古代エジプト時代に書かれた話のなかに『生活に疲れた者の魂との対話』というのがあります。
これは社会的な不安もあり、生活することに疲れたひとりの農民の男性が、自身の「魂」と会話をするという内容ですが、話をするうち男性は、「魂」と「自分」とのあいだに大きな意見の隔たりがあることを知ります。
男性はなかなか魂の意見に耳を貸そうとはしませんが、自分であって自分ではない「魂」の意見をきくことで、「自分」という、この世でひとりの存在を見つめ直していきます。
そして、魂の言葉を考慮した意見にまとまり、物語は終わります。
「生きる」とは、楽しいことばかりならいいですが、時には辛く苦しく思うことがあるもの。
そして、辛いときほど、客観的な意見を参考にしたり、従いたいと思う気持ちが高まるものです。
自分を知っているつもりでも、本当は自分のことなど何も知らないし解らないため、辛いときほど何かに頼りたくなるのかもしれません。
その「本当の自分」を知り、正しい道に進ませるのが「魂」という、もう一つの自分ではないでしょうか?
あなたがやりたいことがあっても、やめたほうがいいのでは? と直感的に思うのが「魂」ですから、時にはあなたと正反対な意見をもち、「そんなことをしたくはない」とあなたは抵抗することもあるでしょう。
しかし「魂」は、あなたが気付いていない真実をあなたに伝えようとしているのですから、その意見に耳を貸さないことには、あなたはいつになっても本当の自分と幸せを見つけることはできないでしょう。
『私のことば(魂)に耳を傾けよ。幸せな日を追い求め、悩みごとを忘れなさい』
(生活に疲れた者の魂との対話より 出典:古代オリエント集 筑摩書房)
あなたがいま悩みを抱えているならば、本当の自分を知るために、魂と会話をしてはいかがでしょうか?
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