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| 第 13 回 :エジプト流上手な人とのつきあい方 |
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耕地の境界だけではなく、人との間にも見えない境界があるものです。
『耕地の境界を侵さぬよう心せよ』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
耕地と同様、それを侵すことは相手の心の領地に入り込むことになりますから、相手とトラブルになることは必至です。
しかし、境界を侵さないように人とつきあうのは、すごーくすごーく難しいもので、皆さんも毎日苦労していることでしょう。
今回は、人間関係に悩むあなたのために、古代エジプト文学に記されている上手な人とのつきあい方を紹介したいと思いますが、その中でも特にあなたを悩ませる、仲の悪い人との接し方に絞ってみたいと思います。
まずは、仲の悪い人とどうしても一緒になるときは、
『憎むべき人間と接触があるとき、急いで彼を呼び寄せることなく待て』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
ちょっと表現が難しく書かれていますが、早い話が「無理して相手に近づくな!」ということです。距離があるのは相手も解っているはずですから、相手が来るのを待つことが、モメない秘訣です。
次は、あなたは何も悪くないのに苦しめる、あなたを悪く言う人との接し方です。
『汝を攻撃する人を悪く言ってはならぬ。
争論においては怒号は心の底に休ませておけ』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
「えええ、対策になっていないじゃない!」と言われそうですが、これがエジプト秘伝の対応策です。なぜ、この方法がいいかと言うと、相手は口が“熱い”からです。
『口熱き者との口論に加わるな。言葉もてかれを刺激するな。
押し込んで来る者の前では一息入れ、攻撃して来る者には道を譲れ』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
熱くなっている人に関わっても、面倒になるだけです。あなたが一息入れることがうまく乗り切るコツですし、状況が変わるきっかけとなるようで、以下の文章が続きます。
『敵の情けは、きわめて大きな損失を仲間に抱くものだから』
(出典:古代オリエント集 筑摩書房)
あなたを悪く言うその人は、いつかは大きな損失を抱くようになっているようですから、それを信じ、心を広く持って明日からは接してはいかがでしょうか。
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