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カルトゥーシュ・カードは25枚で構成されていますが、その中に【イシスの結び目】を表わす“イシス”というカードがあります。
イシス女神は、オシリス神との間に子供を身ごもりましたが、その時、日本で言えば岩田帯のような安産のお守りにしたのが、この【イシスの結び目】だと言われています。
出産は、母親の生命の危険を伴う大事業です。医学が発達したとはいえ、出産に於いて、尊い命が失われることもあります。現代でもそういった状況ですから、古代エジプトでは、もっと多くの命が失われていたことでしょう。
この【イシスの結び目】は、子孫だけではなく財産など全ての事柄に、幸せと繁栄を与える印でもあります。当然、恋愛をも司り、結婚へと導いてくれるのですが『繁栄には、何かしらの犠牲が必要だ』という教訓も込められています。
恋愛は、「愛」という、非常にデリケートなものでできています。お互いが愛を持ちより、世界にふたつとない愛をつくり上げていき、最後には結婚という、不変の愛を誓うことになります。
しかし、愛が完成するためには、険しい道のりが待っているものです。
恋人同士とはいえ、個性を持った1人の人間ですから、意見が食い違うこともあるでしょう。お互いが自分の意見を言い張っていては、次第に愛に亀裂が生じ、別れてしまうことにもなりえます。
そんな危機を救う鍵は【イシスの結び目】です。
ふたりの愛を守るためには、妥協したり、諦めなければならない時があるものです。
それは時間かも知れませんし、あなたのやりたい事かも知れません。
しかし、あなたが意見を譲らず、相手が同調するのを待っていては、亀裂をわざわざ作っているようなものです。
愛の繁栄には、時には犠牲も必要なものです。
それをあきらめたり手放したりすることで、あなた自身までもが失われることはありません。
それよりも、あなたを幸せにする、もっと豊かなものが手に入るはずですから。
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